稚内消防本部によると昨1年間の市内での火災は10件。昭和24年の統計開始以来、2番目に少なかった。
 稚内市に消防本部、署が設置され、火災など統計を取り始めた昭和24年の9件が、これまでの最少で48年の58件が最多だった。
 40~50年代は人口が多かったこともあり、年間50件前後の火災が発生していたが、その後、人口が減るとともに火災は減り、ここ10年間では20件前後で推移し、平成24年は16件、25年は18件だった。
 全国値で人口1万人当たり年間出火率が3・7件であることからは約3万7000人の稚内は14件と推測されるのだが、ここ数年は15件以上発生し昨年は3年連続で死者が出たとはいえ、10件というのは少ない。
 予防課は減少要因を火災警報器の普及や建物の防火構造がよくなっていること、市民の防火意識が高まっていることと、分析している。