樹氷

 暦の上で春が始まる二十四節気の「立春」を迎えた4日、強い寒気と放射冷却の影響で、宗谷地方は朝方にかけ各地で厳しい寒さとなり、稚内開運、沼川など管内11地点で今冬の最低気温を更新した。
 稚内地方気象台によると、4日未明にかけ上空1500㍍付近に氷点下10度以上の寒気に加え、朝から晴れ間が広がったことで地上の熱が奪われ一気に気温が下がった。
 稚内は午前5時半過ぎに氷点下11度、沼川で午前6時過ぎ氷点下25・9度と、今冬一番の寒さを記録。歌登は氷点下29・6度まで下がった。
 この厳しい冷え込みにより第2副港の一部と、北洋埠頭第1南岸壁港内のほとんどがハス葉状に結氷した。4日朝は市内で水道管凍結が1件あった。
 5日も厳しい寒さが予想され、水道管や路面凍結に注意が必要だ。

声問川近くでは樹氷も

 氷点下10度前後まで下がることが多い声問で4日朝、〝けあらし〟が現れたり、声問橋沿いの枝には樹氷が見られたりと、厳冬期ならではの光景が広がっていた。
 樹氷が現れるには強いシバレと風などの条件が必要だが、声問は4日早朝に氷点下21・1度と今冬一番の寒さとなり、この厳しい冷え込みで空気中の水蒸気が凍りつき、川沿いの枝に氷が付いて樹氷となった。
 4日は一日通して晴れ間が広がったこともあり太陽の光が樹氷に反射し幻想的な風景を現出していた。