稚内市が他の3法人と共に特許庁に出願した稚内珪藻土の新たな機能が特許として認められる前段として、その発明が公開されている。
 水産商工課によると、稚内珪藻土は調湿や消臭機能を持った自然素材なことは広く知られ大手住宅メーカーの建築資材(壁材)や生活用品として活用されているが、新たに遠赤外線が放射されていることが分かり、この遠赤外線が室内の空気を動かし温度を均一化する機能を持つことを実証し「室内空気温度の均一化」として特許庁に申請した。
 室内温度を均一化するにはこれまで扇風機やエアコンで強制的に動かしていたが、この発見によって壁表面に珪藻土を塗布したり室内に何らかの形で置くことで室内空気が均一化される。
 稚内市とヨシケン(稚内)、ティクソン(東京)、アルパ(横浜)が申請した1月中旬から1年後くらいをメドに、他に同様なことを発見したり既に実用化していないか―の受け付けをし、何事もなければ特許として認められる。
 稚内市とわっかない産業クラスター研究会(富田伸司会長)などが稚内珪藻土の新たな展開を探る中、明らかにされたもので市は「稚内の産業、経済の発展に寄与することが十分期待できる」としている。