発効活カニ

 カニの密漁を防ぐため日ロ間で協定を結び発効されてから1カ月以上が経過。その間、稚内港に入港した活カニ運搬船は少なく、市内でカニを扱う販売店にも影響が出ている。
 カニの密漁防止協定が発効した昨年12月10日以降、稚内港へのカニ運搬船入港は10隻まで激減。その影響でロシア産の活タラバガニが、市内の販売店で見かけられなくなった。
 開運2の明田鮮魚北市場店では、協定発効前に仕入れたタラバガニはあるが、発効後は一度もカニの入荷がないという。カニの流通量が激減し、市場価格が高騰していることで、店に並ぶタラバガニの値段も1㌔1万円前後と、以前の倍以上にも高騰している。
 この日、店に訪れた東京からのツアー客は「北海道の土産として買いたいタラバガニだが、高くてとても買えない」とこぼしていた。
 カニの仕入れを担当している従業員は「この先も価格の高騰は続くだろう」と話していた。