工藤市長は23日に開いた記者懇談会で、来年度の東京直行便が午前、午後とも機材が大型化されることを明らかにした。
 これまで東京便は7月1日~8月末まで午前の便は機材を大型化し運航していたが、新たな計画では7月17日~8月末まで2便ともに270人乗りに大型化される。千歳便はこれまでの夏場の2年間、午後の便だけジェット機(170人乗り)が就航していたが、夏場の搭乗率が低いことから千歳便は午前、午後の両便とも76人乗りに戻すとした。
 これら運航計画は1週間ほど前、全日空の担当者が訪れた際、明らかにされたもので、市長は中部、関西便の再開を質したが今年も休止が続くとの返答だった。
 市長は「今年の東京便搭乗率を70%に上げることによって中部、関西便の再開に向かっていける。搭乗率をアップする努力をしていかなければならない」と話した。
 昨年11月、ミルクロード沿いの風車の羽根1枚が落下した事故について、その後、残り2枚の羽根も撤去。原因調査のための調査委員会による2回目の会議が、今月28日に札幌で開催される。3月末までには事故原因を特定したい―とした。
 今年の運航を最後に廃止が取り沙汰されているサハリン航路については存続対策連絡会議を設置し道と協議、関係機関への働きかけを強めているが、具体的なものはない。ある程度、方向性が固まればサハリンへ足を運ばなければならない―とも述べた。
 市長選に向け公約の発表時期については、どんな選挙になるのか見えない状況でタイミングを検討している。中身についてできたものもある―と述べた。