銀杏

 稚内の前浜で、冬の風物詩ギンナン草採りが始まった。
 漁の解禁初日となった18日、朝の気温が氷点下7度まで下がる厳しい寒さに加え、強い浜風が吹き波も少々だが高い中、宝来~恵比須の前浜で、ウェットスーツを着た漁師30人余りが、岸から10㍍ほどまでの間で箱眼鏡を使って海中を覗きながら岩場などに生えているギンナン草を摘み取っていた。
 今年は岸から離れるにつれギンナン草の生育は今ひとつのようで、岸近くで採っていた漁師は「量も少ないし身も小さい」などと話していた。
 形が仏像の耳に似ていることから「仏の耳」と呼ばれるギンナン草は、主に味噌汁の具として人気がある。札幌などで高値で取り引きされ、1袋100㌘で400~500円前後の値段になっている。