水行

 日蓮宗大慶寺の新年恒例「星まつり祈願祭」は8日午後行われ、増毛町白毫寺の新渡戸孝乗副住職(39)が、荒行の一つ水行に挑み、檀家信徒80人余りの無病息災を祈願した。
 大慶寺での水行は、先代の住職が寒修業として昭和25年から始め現在の加世住職に引き継がれたが、4年前から若手の僧侶にバトンタッチされている。
 気温0・8度と、この時期としては比較的温暖だったものの冷たい風が強く吹く中、下帯一枚の姿の新渡戸副住職は、檀家信徒が打つ団扇太鼓の音に合わせて経文を唱えたあと「エイ!」との気合いのもと桶で頭から何度も冷水を被っていた。
 水行のあと集まった檀家信徒は、ご利益があるとされる神聖な水を口に含み、今年1年の健康を祈っていた。