道財務局旭川財務事務所は昨年10~11月を中心にした道北地方(上川、留萌、宗谷)の経済情勢をデータからまとめた。
 主要小売店(旭川市内53店)の10月売上高は91億2000万円(前年対比0・5%増)と、前月から3・8%伸びた。
 11月の新車(乗用車)登録は1707台(同8・1%減)と前月から5%増えたが、普通乗用車(同17・3%減)は前月から10・6%落ち込み、8・5%増えた軽乗用車(同1%増)とは対照的だった。
 雇用は10月の有効求人倍率が0・91倍(同0・06ポイント増)と58カ月連続し前年実績を上回り、新規高卒者の就職内定率は63・4%(同6・7ポイント増)と伸びていることも相俟って好調だといえよう。
 旭川、留萌、稚内、士別、名寄、富良野6市の10月の新設住宅着工は215戸(同1・9%増)で持家が100戸(同6・5%減)と全体の半分近くを占めた。
 10月の旭川空港乗降客は9万9612人(同1・7%減)。国際便が1万4388人(同27・9%増)と変わらず好調。稚内空港は1万6418人(同3%増)。
 利礼航路の乗客数は3万1286人(同26・1%減)、天売焼尻航路は1156人(同10・9%増)。
 旭山動物園の10月入園者は13万4417人(同1・9%減)。
 公共工事前払金保証請負金額は11月、51億500万円(同50・2%減)宗谷は13億8500万円(同57・6%増)。年度累計は1321億7700万円(同10・9%減)宗谷は264億800万円(同8・5%増)。単月、累計とも唯一、前年実績を上回っている。
 生乳生産は10月、4万5895㌧(同2%減)宗谷は2万6331㌧(同2・1%減)。
 10月の水産業はホタテなど増加したもののホッケなどの減少で数量は1万7652㌧(同10・3%減)だったが、金額は44億9700万円(同4・1%増)だった。
 貿易は10月、輸出6800万円(同57・1%減)輸入14億9600万円(同5・5%増)。
 10月は預金2兆4508万900万円(同1・1%増)貸出金1兆267億600万円(同0・7%増)。
 倒産は11月、3件(同40%減)あり負債総額7億1400万円(同31・4%減)だった。
 旭川事務所では「一部弱さがみられるものの持ち直している」としている。