稚内港

 稚内港外国船舶安全対策連絡協議会の緊急会議が19日、稚内水産ビルで関係者20人余りが参会し開かれた。
 海が荒れ暴風雪、波浪警報が発表される日がある中、長期に亘って稚内港に停泊している20隻余りの外国船による海難発生を防ぐため緊急開催したもので稚内海保、日通稚内支店、稚内漁協など関係15団体が参会した。
 加藤昭智会長(日通稚内支店長)が「稚内港には多数の外国船が係留しているが、船内には船員がいない状況もある。海が荒れ船同士の衝突などの海難発生が危惧され、そうした事故が起きないよう情報共有し稚内港の安心、安全を徹底したい」などと挨拶したあと、稚内市から港内係留状況について18日午後まで23隻あった外国船は19日午前10時まで3隻出港し20隻と報告。稚内税関支署から入港時にある程度の船員がいた船は今、船員ゼロ1隻、船員1人が3隻などがあるとし、これらについては入港後に別の船に乗り換え出国しているのもいれば、下船後に飛行機でサハリンへ帰国している状況―などと説明があった。
 これらの外国船の対応については、稚内海保からは外国船が入港する際に入出港届けで出発日を空欄で提出する外国船が多くあり、目的を済ませたあと3~5日間の間に出港するよう指導したい―などと説明した。