平和祈る

 稚内市歴史・まち研究会と宗谷防人物語実行委員会主催の平和祈念の灯りは、6~8日夕方まで恵北の稚内赤れんが通信所で行われた。
 73年前の8日が太平洋戦争開戦の日。ハワイの真珠湾攻撃の「ニイタカヤマノボレ」の暗号電報が同施設を中継し日本の連合艦隊に送信されたことから、同団体では悲惨な戦争を再び起こさず未来に平和の大切さを伝えようと4年前から実施している。
 参加した会員や海上自衛隊員らが通信所敷地内に80基の灯篭を立て灯すと、平和への願いを表すかのように辺りは淡い光に包まれていた。
 引き続きC棟で市教委主催の稚内学も開かれ、郷土史家の大橋幸男さんが「旧式なまま海上護衛戦死闘を続けた艦船たち」と題して講話を行い、モールス信号を使った「ニイタカヤマノボレ」の暗号電報が披露されると40人の参加者は当時の日米開戦に思いを馳せていた。