宗谷管内の秋サケ定置網漁は42億1600万円という史上最高の金額で11月いっぱいで終わった。
 宗谷海区漁業調整委員会(宗谷海調委)がまとめた漁獲速報によると、最終的にはオホーツク西部253万5461匹(昨年対比1・7%減)39億3740万円(同8・1%増)、日本海北部20万8510匹(同14・2%減)2億7858万円(同16%減)の274万3971匹(同2・7%減)42億1598万円(同6・1%増)。
 金額は昭和63年の40億500万円を上回り史上最高に。数量は過去5番目、この10年間では昨年の282万匹に次ぐまで伸びた。
 海調委の齋藤事務局長は「解禁当初は海水温も高く沿岸は振るわなかったが、ここまで(数量を)挽回できたのは稚魚放流などの結果だろう。同じオ海でも東部が振るわなかったのに当西部が良かったというのは自然界のことでもあり正直分からない。価格高騰はサーモン含め中国など新興国の消費もあり足りない上に、円安により輸入が減っていることも関係しているのでしょう」と話していた。
 オ海側最終水揚げ。
 ▽枝幸 145万7977匹(同6・7%減)▽頓別 35万2640匹(同13・9%増)▽猿払村 46万5145匹(同11・9%増)▽宗谷 25万9699匹(同10・4%減)。
 日本海最終水揚げ。
 ▽稚内 20万8392匹(同13・9%減)▽宗谷 118匹(同88・5%減)。