市議会は5日から一般質問に入り、初日は3議員が質問に立った。
 最初に本田満議員(政和会)が①鳥獣被害対策で市が今秋、富士見地区で試験的に実施したエゾシカのくくり罠の成果や来年に向けた対応、アザラシやトドによる漁業被害への対策②11月から実施されている低所得者対象の福祉灯油事業に関し電気料金再値上げに伴う道交付金の活用などについて質問した。
 市長は①について10月に富士見地区で10カ所に罠を設置した結果、7頭捕獲。ある程度の成果があったと評価。今回の取り組みでシカの行動特性、ワナの設置方法など課題も見え、時期や場所を再検討し来年も実施するとした。トドの被害対策として水産庁が行っている強化刺し網の導入を図っていくとし、アザラシへの対応は稚内市鳥獣被害計画に基づき関係機関で協議した結果、銃器による捕獲を行うとし天候を見ながら実施していく―などと述べた。
 ②は交付金の引き上げに対応し、暖房用の電気料金の負担軽減を検討した結果、各家庭で主暖房の石油ストーブのほか電気の暖房器具もあり、11月から福祉灯油券を配付しているが、既に配付した人を含め上乗せして低所得者への電気料金値上げに伴う影響を軽減していく―と述べた。
 18㍑(1枚)の券5枚で配付されている福祉灯油券の上乗せ分は―との再質問に、岡田生活福祉部長は電気料金値上げ影響分を灯油で試算した結果、来年3月まで18㍑分が増え福祉灯油対象者には灯油券1枚を追加する―とした。