第47回衆院選は2日公示され14日に投開票される。
 消費税の10%への増税を1年半先送りしたことと、政権の経済政策アベノミクスへの審判を国民から頂きたい―などと安倍総理は11月の衆院解散表明の際に述べたが、国民にとって大義なき解散という意識が強く、師走選挙となったこともあり、投票率は相当下落するであろう。
 前回の衆院選前に、当時の野田総理と自民党、公明党とで約束した国会議員の歳費削減には手を付けることができず議員定数とて「0増5減」という定数削減は程遠いものであり、国民と政党との乖離は更に大きくなっているようである。
 北海道選挙区(小選挙区)は前回、それまでの王国ともいえた構図が自らの失政により瓦解し小選挙区の12区全部で敗れるという前代未聞の大敗を喫した民主党の勢力回復はあるのか。自民党は前回同様、圧勝するのか。
 北見、稚内など前回の第12区は、武部新前議員が9万1208票と、次点の松木謙公氏に3万8232票もの大差をつけ勝利し、宗谷管内でも2万519票と松木氏の9026票を倍以上上回り地滑り的勝利を得た。
 今回は2期目めざし武部新氏(44)、日本共産党の菅原誠氏(41)、そして民主党から水上美華氏(32)が立候補する予定にある。
 元々アベノミクスの波及もなく過疎化が着実に進む宗谷管内にあって第1次産業を主力とするだけにTPP(環太平洋経済連携協定)の行方はことさら大きく、原発再稼働、少子化対策等々全国・全道レベルでの問題点とそう違うものでない。
 全国一広い選挙区のため問題点も多岐に亘るが、選挙戦を通し我々有権者は立候補者の主張にじっくり耳を傾け、選良を決めなければならない。