28日朝のテレビを見ていると北海道生まれの小日向文世さんという役者が出ており、中堅役としてテレビに映画に活躍しているのに「何か代表作を」と話していた。彼ほどの人でも飽くなきチャレンジ精神を持っていることに暫し聞き入ってしまった。
 彼は役者であるが、芸術の分野でも政治でも経済でも何かを成し遂げるには、この道一筋という姿勢と共に現状に飽き足らない向上心が大切なことであり、それには一つの職業を最低20年以上続けなければならない。
 要するに次々と転職する人は何かを極めることがないということだ。
 ところで全国・全道ばかりか稚内市など稚内職安管内の道北地方の雇用状況も好転しており、一部職種では人手不足にも陥っている。看護師や介護の関係、建築関連の職種でである。
 一般雇用の好調を受け大学や高校の新規卒業生の内定も相当好転しており、今、雇用の状況は完全な売り手市場になっている。
 30年ほど前もそうだったが雇用状況が良くなって来ると就労する側の選り好みというのか、職種の選択度合が強くなり、就職氷河期のよう焦ることもないのでのんびり構えていると時機を失することがあるので心した方がよかろう。
 ところで先日、カラオケ店で報奨金付きで人を募集したが大した反応はなかったという。この話を家族に話したところ「報奨金というか、その類いのお金は何かある―と思うもので、給料(時給)を上げた方が応募があるのでは」と息子が言っていたが一理あると納得するものがあった。
 このように一つの言動や投げかけに対する人の受け止め方は十人十色であり、よかれと思ったことでも逆の目に出る経験をした方もあるだろう。
 衆院選は安倍政権、経済政策アベノミクス、ひいては自民党への信任投票との考えが一般的だが千差万別の考えを持つ国民の選択は。意図通りにならないかも知れない。