鬼の攪乱(かくらん)か。数日前から風邪気味で25日には鼻水止まらずティッシュ1箱使ってしまった。体には神経質なほど留意しており、馬鹿なこともあり滅多に風邪を引かないのだが、その夜には珍しく薬を飲み早々と就寝した。
 稚内保健所(保健予防係)から毎週初めに頂いている感染症サーベイランス(監視)事業発生状況によると感染性胃腸炎が11月17~23日までの週で前の週の3倍近くにもなっている。ウイルスにより吐き気や腹痛など風邪に似た症状の感染症なのだが、雪が降り寒くなったことあるものの、インフルエンザの時期が近付いていることの前兆では―との見方もある。
 インフルエンザは人に感染するので被患した場合、人と接触なきようしなければならないので仕事を1週間ほど休まなければならなくなり、稚内のよう零細企業が大半占める所では損失は小さくはない。
 我が社でも毎冬、数人が被患し休まなければならなくなり、昨冬は一時編集部で記者2人がダウンし、何日か残る記者1人と筆者とで記事を集め新聞を作るという緊急事態も生じた。
 流行期前のワクチン接種、外出後のうがい、手洗いの励行など予防策はあるが、相手は姿が見えないウイルスだけに厄介で、何の対策を講じても感染を防げない代物であり、特に高齢の方々は用心しなければならない。
 まだ全国的にはインフルエンザ流行のニュースはないものの、それほど遠くない日にそのようなニュースが報じられるであろう。
 お金も名誉も地位もない我々市井の人間にとって一番大事なことは健康である。普段からの留意が必要なのは言うまでもないことであり、流行すると分かっているインフルエンザへの備えは万全にしなければならない。
 風邪は万病の元でありインフルは死亡することもある強力なものであり、被患を防ぐことは学校や会社、ひいては人生にとっても要諦である。