稚内市職親会の設立45周年記念式と祝賀会が開催され、40年近くの会員企業である稚内プレス社の代表として出席したが稚中特殊学級(現特別支援学級)の鎌田先生、南中の二浦先生ら懐かしい尊顔を拝しお話をするなど貴重な一時を提供して頂いた。
 小社は旧社屋(中央2じけい小児科内科医院裏手)の頃、活版印刷で新聞を発行しており、20数年前のその頃まで職親会員事業所として稚中特殊学級卒業の男性を雇用していたが、中央4の現社屋移転と共に写植を始めオフセット印刷になったため障がいがある人の受け入れはしていない。
 不肖、昨年社長になり職親会の総会に出席し、今回は2回目の会員事業所としての役目を果たさせてもらったが、会員企業はもとより関係する学校の教員の皆さんの頑張りがあって、この会が運営されていることを改めて知らされた。
 記念式では16人の優良就労者が表彰され祝賀会にその保護者の方も出席していたが、隣り合わせた中央水産の中陳会長の許を訪れ感謝する光景を拝見した時には胸が詰まるものがあった。
 このように稚内の職親会と就労者の関係は家族的であり、彼・彼女らが一生家族に頼らずに生活できるよう終身雇用を目標にしている。
 しかし、特別講演した青森県の八戸職親会長の話でないが、障がい者の雇用といっても受け入れる会社の経営が順調でなければ雇用もできるものでなく、稚内でも一時40以上あった会員事業所が今では20ほどまで減ったこともあり、将来的には今の遣り方を維持できるか不安もある。
 何やかんやあるが、稚内の職親会の取り組みは全道的、いや全国的にも評価されており、この先も継続し、次なる50周年、60周年と星霜を送ることを願うものです。
 稚内のような地方都市のいいところは皆が助け合うことであり、そういうことでは小社もこの先障がい者雇用を検討する必要があるだろう。