末広

 日ロ活カニ密漁防止協定の書簡報道翌日の12日、稚内港末広埠頭東岸壁には7隻のカニ運搬船が数珠をつなぐよう並び、輸入業者によってトラックへの積み込み作業が行われていた。
 サハリンからの活カニ輸入は9月、昨年7月以来1年2カ月ぶりに600㌧台となり、「協定発効近し」の駆け込み輸入と見られていたが、本紙既報通り今年12月10日の協定発効を受け、その駆け込みが強まっているようだ。
 トラックにカニを積み込む作業の傍らでは日本人とロシア人が何か話をしており、噂の域を出なかった協定発効の日取りが決まったことで、将来の商売のことでも話していたのか。
 いずれにしても発効まであと28日。冬が近付き宗谷海峡は荒れる日が多くなるものの、カニ運搬船の稚内入港はギリギリまで多く推移するものと見られる。