日ロのカニ密漁密輸防止協定の書簡交換が10日付けで両国間であり、同協定の発効は1カ月後の12月10日に決まった。
 サハリンからの稚内港の活カニ輸入は、発効を見越して数量が8月以降増えており、8月は前月比62%増の468㌧、9月はその8月から31%多い613㌧と増加し「発効前の駆け込みか」と稚内税関支署。
 密漁防止協定は一昨年秋から検討され、日本では水産庁がパブリックコメントを募集し、輸入業者など関係者への説明会を数回開いており、厳格な発効を目指すロシア側と調整を重ねてきた。
 稚内税関支署は「来るもの(発効のこと)が来たということ」(杉本統括監視官)と、12月10日以降の入管業務に気を引き締めている。