11月1日から電気料金が上がった。原発停止後、国内の電力会社として唯一の再値上げで、返す返す能力のない経営陣を持つ北電の体たらくには開いた口が塞がらない。
 一昨日の「天北堆」でちょっと書かせてもらったが、同社は20年以上前から電気温水器の売り込みをしており、この10年ほどはオール電化住宅を「お得ですよ」と手揉み宜しく奨めてきた。
 その電化住宅だが、今回の値上げでは月に7000円ほど上がった。一般的な契約の1カ月分の料金である。これまで深夜電力で相当割引いてきた結果なのだろうが、需要が昼間に比べ極端に減る午後11時以降の深夜電力は北電にとっても無駄な電力供給を減らすということでも正に〝お得な〟電力であり、その深夜電力を狙い撃ちした遣り方というのは、お得セールスをしたということからは詐欺に近い仕業であり、今回の値上げではオール電化住宅を1軒々々回り、謝罪をすべきだったのではあるまいか。
 オール電化住宅の世帯は収入が高いと見られているようだが、高齢者世帯ではガスや灯油のない火元に安全という意識も手伝ってしたものであり、十把一絡げにしてしまうのは余りにも姑息であり北電経営陣の知恵のなさを現にしたものだ。
 一流大学を卒業し入社。常に陽の当たる坂道を歩いてきたというのか転がってきた人たちでは致し方ないとは思うも余りにも知恵なく短絡であろう。
 経営が厳しいから万人が使う電気料金を上げるというのでは経営能力など必要なく誰でもできるものであり、子供たちでさえできる。
 不払い運動でも起こしたい気持ちだが、人の好い他の道民の皆さんたちと共に高くなった料金でも払うとしますかな。払わなければ電気ストップされますからね。
 北電経営陣には今回を奇貨とし、それこそ道内に冠たる企業に名実ともなってもらいたい。原発を当てにしないセーフティネットも設けなければ。