27日~11月9日までの2週間、第68回読書週間が行われている。今年のテーマは「めくる めぐる 本の世界」。読書離れが指摘され久しいが、読書は体験と共に自分を高めるものであり、この週間を機に本に触れる機会を増やしたいものだ。
 先日、人と話す中、最近読んだのはその方が家購入を計画していることもあり住宅ローンの実用書だと言う。何かするに当たって実用書で知識を深めることは大事なことであり、筆者などは上手く経営する指南書を読まなければと思うも元来、体験主義であり、この種の書籍には興味はない。
 漫画や週刊誌も滅多に見ることはなく、とりわけ漫画は端から眼中になく、正反対に漫画好きの息子たちを引き合いに功罪半する話の題材にするほど毛嫌いしている。
 話がいつものよう脱線したが、読書というのは例えば小説を読むことで場面や人の気持ちなどに想像を巡らし、頭の中で物語が進行する愉しみがある。テレビは場面を与えてくれるが、読書は自らが創造することに面白さがある。
 芥川賞、直木賞ほか著名な作家を冠名にした賞が数多ある中、本屋さんの人たちが選ぶ本屋大賞という賞もあり、個人的にも読んでいるが、さすがに本を仕事にしている人たちが選んだ作品だけに胸躍る作品があり、そのエンターテインメントを味わっている。
 ところで大都会は別にして稚内など地方都市での本屋の経営が厳しく廃業していく中、一時、本屋が街から姿を消した留萌市では市民有志が奔走し大手書店に進出してもらったということがあった。稚内とて書店として営業しているのは数店しかなく、将来的には対岸の火事視はできない。
 IT時代にあってパソコンやスマホなどで読書まがいの行為はできるがやっぱり読書というのはページをめくること含め自らが欲するという高揚感であり、今さらだがその紙のぬくもり大事にし読書を続けていきたいと思っている。