先日、札幌の会社が本社を訪れ「中央4、5丁目の企業などの案内看板を作ったので就きましては年間3600円お支払いしてもらえませんか」と言って既に本社が載った看板を見せてたのだが即刻断り、看板から本社を消すよう求めた。
 事前の営業もなく勝手に掲載し「お金を払って下さい」はないだろう。名刺を求めたが他の所で配りなくなったとして会社名が書かれた身分証明書をちょっと見せてくれただけだったので怪しいと思い警察に連絡した。
 うまいことを言ってお年寄りらから金を巻き上げる詐欺と変わらないと思い通報したものだが、翌日、警察から連絡ありきちんとした会社であることが分かったものの、それにしても価格は安いとはいえ人様からお金をもらうのに事後承諾で済ますというのはけしからん会社である。
 警察(刑事課)の話では、この看板に絡み、この会社ではないが、詐欺事件があったという。
 オレオレなど他人を騙った詐欺は勿論だが、〝陸の孤島〟と言われた稚内にも様々な業種のセールスが訪れるようになり、ひかり電話だ、ネット回線だ、新種の電話機・コピー機だ―などと、かまびすしい。
 小社も数年前、札幌に本社がある会社が電話機5台とコピー機をセットにした営業で訪れ、月々馬鹿にならない割賦金を払っており、この負の遺産継承に当たって「一銭たりとも稚内以外の業者とは契約しない。儲けさせない」との思いを強くしている。
 陸の孤島時代は他区域に比べ価格が高いものがほとんどだった。その後、全国的な価格と同等になり消費者にとって有難いことだろうが、地元業者は厳しい経営を余儀なくされ、それを助長したのが進出業者である。
 小社も私もだが安いからといって稚内以外の業者とはお付き合いしないようにしている。少々高くても同じ稚内というエリアで事業しているのだから地元優先するのは至極当たり前の話だ。