鈴木啓三

 東京稚内会主催の「ふるさと・子ども夢プロジェクト」が29日午後、稚高で開かれ、講師が生徒たちへ夢に向かって努力することの大切さを伝えた。
 稚内の子供たちが夢と希望を持って成長し、将来について考える機会になればと、利尻島仙法志出身で稚高卒業の専修大学名誉教授の鈴木啓三さん(79)が29日稚高、30日大谷高で講演した。
 稚高1年生200人を前に、鈴木さんは「学生とスポーツ」と題し1時間に亘って講演。スポーツ指導者としてオリンピック選手を育てた経験から旭川出身のレスリングの加藤喜代美選手のことに触れ、彼女は国体など国内の大会で実績はなかったが、五輪に出るという強い決意を持ち練習で努力した結果、昭和47年のミュンヘンオリンピックフリースタイル52㌔級で金メダルを獲得した―とし、「勉強やスポーツでも伸び悩む時期があるかも知れないが、目標に向かって諦めず努力すれば更にその先の道が開ける。皆さんも限界を決めないで努力し続けてほしい」などとエールを送った。
 31日は稚中全生徒を対象に行う。