抜海漁港に早くもアザラシお目見え 漁業被害の拡大を懸念

アザラシ

 抜海漁港内に、早くもゴマフアザラシが姿を見せた。
 何頭かは年中、漁港沖合に残っているが、10月に入りサハリン沖などから群れがやって来ており、8日午前中、10頭近くが海面から顔を出しては辺りの様子を窺っている。
 群れのピークは12月に入ってからで、そのころになると多い時で300頭前後、過去には1500頭を超える日もあった。アザラシが港内に入ることで、港でサケ釣りをする人の中には、魚を上げる際に頭を食いちぎられたという人もいた。
 宗谷管内のアザラシによる漁業被害は平成22年以降、増加しており、24年は2億5000万円の被害。これを受け道は、来年度から2年間、6月~10月にかけ日本海北部の生息地で捕獲やスタンガンなどを使った追い払い作戦を展開する。
 観光客にとってはアザラシ見物は人気だが、現在漁港内で工事が行われており、その工事完了を待って今シーズンのアザラシ観察所は年明けの開設になる。

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