時の話題「おんたけさん噴火」

 休刊の日曜などの翌日の本欄、もしくは「天北堆」は何かありそうな時には空け、発行日当日の午前中に執筆するようにしている。
 今回は大相撲で100年ぶりに新入幕力士の優勝があるやも知れないと思い天北堆を空けておいたのだが、何やかやを吹き飛ばしてしまい木曾の御嶽山(おんたけさん)で噴火があり度肝を抜かれた。
 小康を保つも何時大きな噴火が起きるか分からないので、災厄した人達の救助活動は慎重な上にも慎重にやって頂きたいものであり、亡くなった方の御冥福をお祈り申し上げます。
 紅葉のころの週末ということもあり、歌にも出てくる御嶽山には数百人の登山者が訪れていた。そこに普段はおっとりとし泰然としている山が突如噴火した。人間に例えると人格が変わったようにである。
 数年前から登山ブームは続いており、特に御婦人層の「山ガール」なる登山愛好家が増えている。数年前に訪れた十勝岳では朝早くから年配の女性らが登山口から向かうのを目撃するにつけ、今の日本女性の逞しさというのか、ありようを知る縁とはなった。
 女子禁制だった山への憧憬を具現化した女性の登山ブームであるが、山は霊験あらたかな場所であり屈強な男たちでさえ手に負えぬことがあるので十分注意し登山するのが宜しかろう。
 ところで女子禁制といえば相撲の土俵もそのような所である。その大相撲にモンゴルの遊牧民を父に持つ逸ノ城(いちのじょう)が旋風を巻き起こした。あわや100年ぶりの初入幕初優勝の可能性まであった逸材(いつざい)には今後も目を離せなくなった。
 それでも最終的には横綱白鵬が大鵬に続く31回目の賜杯を手にした。32回優勝の大鵬の記録を更新するのは間違いない状況であり、40回位に優勝回数を伸ばすだろうとの予想もある。
 会見などで感じるのは彼の頭の良さではある。

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