よくぞ稚内まで 群馬県の男性 老人用杖を市長に贈る

杖寄贈

 群馬県藤岡市在住の本多一助さん(73)が18日、市を訪れ、手作りの老人用の杖50本を寄贈した。
 17歳の時に労働災害で両足を切断して以来、車椅子生活を送る本多さんは、お世話になった人達への恩返しがしたいとして昭和46年からアカザやアカシアを使った杖作りに取り組んでおり、完成した杖を持って全国各地を車で回っている。
 昭和60年の日本航空機墜落事故が起きた4年後からは御巣鷹の尾根に参拝する登山者用にと毎年、現場近くの上野村役場に杖を100本寄贈している。
 道内での寄贈は平成17年の札幌、江別、夕張に続いて4回目で、13日に道内入りした本多さんは自ら運転し道内観光を満喫しながら17日に稚内入りした。
 手作りの杖を受け取った工藤市長が「大事に利用したいです」などと謝辞を述べたあと、本多さんは前日に訪れた温泉童夢でのエピソードを話し「稚内市民の親切さに感謝しています」と話していた。
 寄贈された杖は、市内の老人施設に置く。また要望があれば市介護高齢課でも配布する。

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