稚内市、迅速な対応に努力 市議会が被害の説明受ける

 市は27日の市議会総務経済常任委員会で、24日の大雨による中央~恵比須地区3カ所の被災状況、今後の対応などについて説明した。
 斜面崩壊や砂防ダムが決壊した中央2の量徳寺裏山については、管理する道が対策を進めるとし早急な対応が求められるが、現場は作業スペースがなく重機搬入が困難なため技術的に高度な工事が必要なことから、道で対策を検討しているとした。
 被災部分については二次災害に備え雨水が入らないよう近くブルーシートで覆うなど応急処置する。
 土砂が流れ氾濫した恵比須2のシュルコマナイ川は、川の中の全ての土砂を取り除く作業を終えた。土砂が流れてきた上流部を管理する林野庁との協議で上流部の法面の補修など進めていくことにした。幅20㍍、長さ100㍍に亘り崩壊した恵比須2の裏山については、管理する財務局と協議中だが緊急処置として擁壁前面にある土砂を先ず除去する。崩壊した法面は相当な面積があり、大規模な工事が必要であり、それらの工事については道を含め検討している―と説明した。
 これらの報告を受け、川崎議員が秋は雨が多く、被災現場は道や国の管理する部分だが市の対応は―などと質問。これに対し市は管理者に対し危険を回避してもらうよう要請している。現場は所管が違うが各機関とも災害対応については前向きな姿勢を示してくれており、その中で市として対応していきたい―と答えた。
 市内の危険個所に関し今回の中央、恵比須地区だけでなく港など裏山も危険で、国の法改正した際に危険地域に指定する必要がある―との松本議員の質問に、市は危険地域の指定は道による調査で住民の同意を得て決めているが、法改正になった時は住民の同意なくても指定できる。今年は大雨で被災した宝来地区から北側の調査が入り結果を基に対応していきたい―とした。
 そのほか大雨により港地区などでトイレが使用できなくなったことから仮設トイレを設置したことでの周知方法、市内の被災状況を随時知らせる手段として防災ラジオの活用などを市に求めた。

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