抗がん剤は有効な手段 胃がんと大腸がんの講演

がんの話

 市と市病院事業共催の市民公開医学講座、健康づくり講演会は23日午後、ANAクラウンプラザホテル稚内で開かれた。
 「胃がんと大腸がんの話」をテーマにし市民、医療関係者140人余りが参加した中、工藤市長が「ガンはいつ我が身に起こるか分からず、関心の高い話しであり、この機会にたくさん学んでほしい」などと挨拶した。
 市立病院の佐々木尚英内科医長が「症状と診断治療」と題して、胃や大腸の働きの話しをしたあとガンの原因は塩分を多く摂ること、野菜不足などが大きく関係している―とし、禁煙、節酒、運動することなどに気を付けるだけでもガン発症の確率が下がる―と話していた。
 北大病院腫瘍センターの小松嘉人診療教授は「最新の抗がん剤治療」と題して講話した中、抗ガン剤は完治が目的の投与であるが、完治は難しく延命が主な目的になる―と前置きし、従来の抗がん剤はガン細胞の周りにまで影響を及ぼしていたが、現在の薬はガン細胞にピンポイントで効果を発揮する種類もある―と話していた。
 また、抗がん剤について副作用などマイナスなイメージを持つ人も多いが、正しい抗がん剤の付き合い方をしていけば、ガンの苦しみを緩和する非常に有効な手段であることを強調していた。

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