時の話題「2つのトイレ」

 駅ビルのキタカラにトイレが2カ所あり、管理が違うのを読者の皆さんは御存知だろうか。先週本紙にあった「読者コーナー」への投稿によって筆者は初めて知った。
 その投稿というのはJR駅側の24時間トイレを使う際、ちょうど清掃していた人から「掃除したばかりなので奇麗に使ってくださいよ」と言われ投稿の男性が公共トイレなのに失礼な物言いなのでは―というもので、本紙は観光客も使用する施設であるのに従業員の放った言葉は問題ある暴言として本紙ばかりでなくHPにも掲載した。
 ところが冒頭書いたように2つのトイレの管理者が違うものだから清掃業者も同じでなく、読者コーナーによって何も非がない「まちづくり稚内」管理のトイレ清掃業者の社長から22日「あの投稿によって当社の従業員が誹謗され不利益を被っている」と抗議され、翌23日には本紙に広告を載せるという事態にまでに至った。
 もう1つのトイレ(道の駅24時間)は市(港湾課)が管理しており、別な業者が清掃を請け負っている。
 人間同士の諍(いさか)いには発端となる何かがあり、今回のトイレ使用の男性と清掃員に何かあったのかも知れぬが、言ってはならない禁句があり、それを言ってしまったことに問題がある。
 最初、まちづくり稚内の吉川常務に今回の件を尋ね、2つのトイレは管理者が相違することが当方理解したのだが、そもそも同じ建物なのだから清掃業者は一本化すべきであり、吉川常務も来年度には改善するよう努めたいと話していた。
 JR稚内駅からつながるキタカラには市民はもとより多くの観光客が集まる、いわば「稚内の顔」ともいえる施設であり、まちづくり稚内や稚内市は抜かりなく運営してもらわなければならない。
 お座なりな弥縫策は後々にも尾を引くので、きっちり今回の件を検証しなければならない。
 世間一般の人達の目は厳しいものがある。

コメントを残す