先ず北船溜り港で サケ釣り そろそろ本格化か
恵比須地区の北船溜で22日、今年のサケ第1号が上がり、稚内でのサケ釣りがスタートした。
今週に入り港内でサケが飛び跳ねる姿が目撃されて以降、朝方や夕方にかけ太公望が当たりを待ち続けていたところ22日午前中、地元の釣り人が待望のサケ第1号を釣り上げた。
この釣果の一報は直ぐに広まり、その日の夕方は更に多くの釣り人が岸壁に集まった。釣りを始めてから1時間後の午後5時過ぎ市内の50代男性が体長70㌢前後のオスを釣り上げ「自分にとって今年稚内で1本目なので嬉しい」と喜んでいた。
23日朝もサケを求め10人余りが当たりを待っていた。
例年、稚内でのサケ釣りはオホーツク海から北上して来た群れが先ず抜海に入り、そのあと西浜漁港、9月に入って北船溜で釣れるが、20年近い釣り愛好者は「8月中に第1号が北船溜で釣れたのはこれまでなかったと思う」と話していた。