期待高まる予測 7~9月期 稚内信金企業調査 人手不足、経営課題に

 稚内信金は6月上旬に主な営業地区である稚内など道北地域での景気動向調査結果をまとめた。
 取引きのある141社を対象に実施し全社から回答があった。
 4~6月期の売上額DI(指数)はマイナス9・0(前年同期対比変わらず)、収益はマイナス17・4(同5・6ポイント悪化)だった。
 業種別の売上額は小売業マイナス2・9(同22・1ポイント改善)以外は▽製造業2・6(同2・7ポイント悪化)▽サービス業マイナス23・3(同6・7ポイント悪化)▽建設業マイナス4・1(同8・3ポイント悪化)▽卸売業マイナス31・2(同18・7ポイント悪化)と悪化した。
 稚内市部のマイナス11・5(同2・9ポイント悪化)に対し、郡部はマイナス6・9(同2・5ポイント改善)と、稚内市部の落ち込みが目立つ。
 7~9月の先行き予測は受注額、売上額とも増加の予測をしており、DIは卸売業75、サービス46・6、製造業44・7、建設業29・2、小売業28・6と改善を見込んでいる。
 収益も増益予測しており、卸売業25・1、製造業23・8、サービス業19・9、建設業8・5改善予測の中、小売業だけは5・7と悪化を予測している。
 卸売業での期待感が高まっている。
 設備投資については4~6月に投資実施は33社と全体の33%に及び、前回調査に比べ14社の増。業種別では製造業15社、建設業8社、サービス業6社、小売業3社、卸売業1社。
 7~9月に設備投資を予定しているのは18社。製造業7社、小売業、建設業各5社、サービス業1社。
 経営上の諸問題(4~6月)は①売上の停滞・減少21・4%②人手不足14・9%③競争激化14・6%④仕入れ商品・原材料値上り9・8%⑤経費の増大6・8%。人手不足が前回調査(今年3月上旬)の4位から浮上している。

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