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PM2.5

 25日午後、道内の広い範囲で塵など空気中に漂って視界が悪くなる煙霧(えんむ)が観測され、稚内でも午後1時半過ぎ~午後6時半ころまで現出した。
 稚内地方気象台によると、この煙霧の発生で25日午前中20キロあった視界が午後には6キロ先までになり、気象台には25日、この煙霧が喘息などを引き起こす恐れがある微小粒子状物質の「PM2・5ではないか」と市民から問い合わせがあった。
 25日午後は各地でPM2・5の濃度が急上昇し管内で唯一、観測機器のある利尻町では、環境省の基準値35マイクログラムを超える大気1立方メートルの濃度が70マイクログラムまで上昇し、札幌では150マイクログラムまで達した。それらの細かい粒子が稚内に運ばれたものとみられる。
 今回の煙霧は、24日にロシア・東シベリアで大規模な山火事が発生し、その煙が偏西風に乗って北海道まで流れてきたことも考えられるようだ。
 26日も朝から市街地はどんよりしている。白い靄(もや)に包まれ視界は10キロ以下となっているが、26日午後から降る雨で視界は回復するという。