時の話題「暑中閑あり」

 この連休は暑かったこともあり「海の日」に相応しく海が賑わった。昨年1年間の利用が1000人を下った坂の下海水浴場は20、21の2日間で650人が訪れ、副港市場で開かれた海の駅まつりには500人もの家族連れ、開庁60周年の自衛隊稚内分屯基地には毎年人気があるとはいえ2420人もの親子連れが訪れるなど、どのイベントも参加した市民は満足していたようだ。
 中でもFDAのチャーター機による利礼両島から宗谷岬、浜頓別方面も回る遊覧飛行はとりわけ参加した人達の感動が大きかったようで、北都観光の奇抜なアイデアには当方が感心するばかりである。
 ところで「海の日」の連休で思い起こすのは先代社長の故小玉徴司さんと行った道内旅行のことである。亡くなる2年前まで8年ほど続けたろうか、遠くは函館、知床まで出掛け、夜の宴会というほどでもないが一杯が楽しかった。温泉に浸かり至福の時を過ごしたことが忘れがたく、自分の人生の肥やしになっていることには感謝申し上げる次第です。
 同じ釜の飯を長年食っていると、刹那ではいがみ合っていても相手の気持ちは理解しようと努める。家族とまで行かなくても互いを分かり合えるものである。
 今、筆者は小社の社員らにしつこく言っていることがある。それは「今やっている仕事は今のためでなく、10年後、20年後のため」ということであり、であるから今の苦労は買ってでもせよと口癖のように言っている。
 まだ20、30代の人達であり今、この瞬間を一生懸命やらなく、いつやるのだということである。
 会社の上司としてではなく人生の先輩として教えているつもりなのだが言われる方にしてみれば鼻に付くこともあろう。
 しかし、どうでもいい人には言うこともない。

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