時の話題「7月三水会」

 稚内空港の課題は冬季の就航率向上である。つまりは欠航をいかに減らすかであり、来冬は新しい方式が導入されるので欠航率が減じるかも知れない。
 16日開かれた三水会で講話した東京航空局稚内空港事務所の神高所長によると、稚内空港の就航率は6~9月はほぼ100%なのだが、12~3月の冬季は82%に落ち、1~3月の欠航は月30便以上にのぼるという。
 この冬季対策として登場したのが「RNP AR」という進入方式で、冬場は着陸の際の風向きによって稚内市街地からでなく宗谷岬方面から下りるようになり、この方向からはILS(市街地方向からは設置)がなく、どうしても稚内上空まで飛来して来たのに着陸できなく引き返すというケースがあった。GPS(全地球測位システム)による方式になるため従前に比べ飛躍的でないにしても改善される期待はあるようである。
 航空機は東京直行便のジェット機に限られるそうだが、欠航が少なくなるということは冬季観光に好影響を及ぼすであろうし、10月16日からの運用が待たれる。
 神高さんは冬季の除雪と滑走路の滑り具合(摩擦係数)にも触れ、除雪車両のタイヤは7気圧(普通乗用車は2気圧)ほどあり、測定される摩擦係数が0・4以上だと良く、0・2未満だと「VERY POOR」非常に貧弱であり、除雪と共にこの係数を計り着陸の不可を判断しているとの話もしていた。
 4人の新会員の挨拶もあり、木村森林管理署長は秋田出身で阪神・淡路大震災では芦屋におり被災したこと、沼田出身の伊多波税関支署長は自ら強面ですがと、植村振興局地域政策部長は奥さんと稚内に赴任したこと、玉木道新支局長は前任の函館は高飛車な店が多かったが稚内は親切で―などと手短に自己紹介していた。
 美味しく昼食の弁当を食べ、僅か45分間という時間だったが色々な情報入手させて貰いました。

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