時の話題「人口減、深刻に」

 少子化、女性の晩婚化などによって子どもの出生に増える要素なく、団塊世代の高齢化により日本の人口減がこの先拍車が掛かる。
 稚内も例外でなく今から16年後の2030年ころには2万5000人位まで減ってしまうそうで、在り来りな表現だが厳しい時代になって行く。
 昭和40年代後半の5万8000人から2万人以上も減ってしまい、市としての体裁は保っているが往年の力はない。高齢世代が相当占めるようになり、工藤市長が言うように過疎対策に予算が使われているというのも宜(むべ)なるかなの状況である。
 これだけ人口が減っているのにも拘らず、往年の財政規模(一般会計)と変わらず予算の大半は国同様、過疎対策というのか、介護、高齢者対策など福祉に傾注されている感がし、このまま推移すると日本は、そして稚内はどうなるやらと不安が広がるばかりだ。
 子どもを産む39歳までの若い女性の人口が減っているのは正に学校卒業後の受け皿、就職先の問題であり、仮に稚内で勤めていたにしても将来が不安定なパートで働いており、パートナーを持たず1人で、もしくは高齢の父母と暮らすということになるのか。
 この人口減問題は経済ばかりでなく個々の家庭事情、そして雇用も関係してくるだけに重層的であり、単眼視な遣り方では解決できそうにないことから市役所の役割が重要になって来る。
 というわけで寄らば大樹の陰の考え方で公務員になったとしても一般住民が役所頼りの、酷い場合はバッシングも受けるだろうから職員は自分だけの〝安定〟でなく、公僕としての勤めをこれまで以上に求められよう。
 女性には大変失礼だが「女は余らない」という時代もあり、それから見ると隔世の感があるが時代が変わると価値観も変わって来ると思えば何の不思議はない。
 人口爆発のアフリカなどでは抑制に頭を痛めているというのに。

コメントを残す