北防ドームを語る 港湾事務所工事安全連協勉強会 講師は元所長の関口さん

港湾事務所講習会

 稚内港湾事務所工事安全連絡協議会主催のCPDS(継続教育)講演会「土木遺産稚内港北防波堤ドームと今、求められる技術力について」が3日午後、建設会館で開かれた。
 参加した80人余りの1級土木施工管理技術士らに、稚内建設港湾事務所長だった日本データーサービス(札幌)副社長の関口信一郎さん=北海学園大非常勤講師=が「北防波堤ドームの魅力~世界のアーチ構造及び防波堤の建設より読み解く」と題し講演した。
 ドームと似た形のヨーロッパのアーチ橋などの歴史や構造について説明したあと、北防ドームについて最初の設計段階では四角だったが高い波への対策により今のアーチ構造になったとし「このような防波堤の独特の形は特有の存在感があり世界に例のない価値がある」と話した。
 これからの技術者に求められることについては施工方法で特に新しいことに敏感であること。社会の動きニーズの情報力、IT技術の活用-などを挙げていた。