上々の滑り出し オオナゴ漁 オッター沖底漁船 初水揚げは昨年に比べ数量4倍で値段も高く

オオナゴ

 2日午後、地方卸売市場に初水揚げされたオオナゴ13㌧上場された。初水揚げとしては昨年に比べ10㌧ほど多く、競り値も1㌔当たり82円と9・3%上がり上々の滑り出しとなった。
 オオナゴ漁は一昨年2600㌧まで落ち込んだが昨年は5600㌧まで回復したものの、平成22年の1万8500㌧には遠く及ばなかった。昨年は出だしは好漁だったが盆過ぎ以降、魚群は忽然と消え、今年は期待かけているとはいえ昨年後半漁のこともあり、決して関係者も水揚げに関し強気の読みはしていない。
 6月から解禁されるオオナゴ漁は7月中旬位まで稚内港基地沖底漁船7隻のうちオッター型の第172栄寶丸1隻だけ操業する。2日午前2時に出漁した栄寶丸は猿払沖合の二丈岩海域で操業し、その日の午後1時過ぎ帰港した。
 モッコでトラックに移されるオオナゴは体長23~25㌢のものが多かったが、昨年当初には見られなかった小振りのものもあったという。
 稚内水試の夏目雅史調査研究部長は「出だしの好漁は吉兆だが問題はかけ廻り船が操業する7月以降の漁獲であり注視していきたい」と話し、稚内水試として7月中旬にも魚探調査を予定している。