一昨年、昨年と2年連続し大沼に飛来したタンチョウは、今年姿を見せず、常勤ガイドの遠島幸吉さんは「去年、沼にあるシジミ採りでタンチョウに近付いた人に警戒し飛来しないのだろう」と話す。
 遠島さんは一昨年5回、昨年は4月~7月にかけて16回もタンチョウを確認した。その殆どがバードハウスから2㌔以上離れた対岸の茂みで確認されたが、タンチョウが姿を現す対岸にシジミ採りに入る人がおり、警戒したのか、昨年7月6日以来、姿を見せなくなったという。
 この時期は繁殖シーズンで、過去2年間の出現パターンを見ても4月か5月に一度、姿を見せ巣作りをしているような行動を見せていたが、今年は5月下旬に入っても姿を見せていない。
 遠島さんは「今年も既にシジミ採りで沼に人が入っているが、対岸まで人が近付くようであれば来年も来るかどうか分からない」と話していた。