好漁のまま終漁 稚内沖毛ガニ刺し網漁

 宗谷総合振興局(水産課)は20日で終漁した稚内沖毛ガニ刺し網漁の最終水揚げ高をまとめた。
 稚内漁協9隻、利尻漁協1隻の10隻が厳寒の1月20日から操業。昨年より4日多い32日間出漁したこともあって、この10年では高水準の184㌧を水揚げた。昨年からは66%の73㌧の増。
 オホーツク海の篭漁と違い試験操業ということもありノルマは設定されておらず、それこそ青天井で漁獲できるも海水温が温んでくると数量は落ちるのだが、今年は漁の最終となった5月中旬も18㌧と、昨年同期の倍の水揚げあり、好漁のまま5月末の漁期を前に終えた。
 金額は昨年から明らかにされていないが、篭漁に比べ刺し網は網自体も1回か2回で更新しなくてはならないなど経費が掛かるので金額の割に儲けは少ないとの見方も
 桜庭邦広水産課長は「平成17年以降増加傾向にはあるが、過去には好漁が続いたあとに急激に落ちたこともあり、来年以降も期待はしているものの注視していきたい」と話していた。
 タラバは2・25㌧。昨年からは64%の4㌧の減であった。