地域の経済活性化、CO2削減 天北エネジー 風車で住民説明会

活性化

 増幌地区に風力発電施設建設を計画している天北エナジー(渡辺義範社長)の環境影響評価における住民説明会が20日夜、文化センターで開かれた。
 平成29年12月に稼働する計画にある同施設は環境影響評価法に則って地域への影響などの予測を調査会社(札幌)に依頼し準備書を作成しており、この準備書を基に説明された。
 渡辺社長の「専門家、市民の意見を取り入れ最善な方法で事業を成功させたい」などとの挨拶のあと、60人余りの出席者を前に、宗谷丘陵の風車より少し大きい10~12基の風車(総発電3万キロワット)を建設。事業によるメリットとして自治体の税収増加、建設に地元業者を起用することでの地域活性化やCO2(二酸化炭素)も5万9000㌧(8000世帯の年間の排出量)削減できることが挙げられ、発電する全電力を北電に売電する-などとの説明があった。
 環境影響については、粉塵、騒音、動植物など15項目の予測結果を発表。いずれも環境基準を満たしているが、オジロワシなど付近の鳥類10種の風車衝突については衝突数を計上したものの、前例も少なく「不確実性を伴う」とした。
 質疑応答では「鳥類の習性は考慮しているのか」との質問に、「建設地域で毎月調査を行っているので問題はない」などと答えていた。
 21日午後1時からは増幌コミュニティーセンターでも住民を対象にした説明会が開かれた。