食中毒発生教訓に 保健所主催 観光本番控え講習会

食中毒

 稚内保健所は23日午後、宗谷合同庁舎で食中毒予防講習会を開いた。
 観光シーズン本番を前に毎年ホテル、仕出し弁当業者らを対象に開いているが、今年は3月末に市内の飲食店でのノロウイルスによる食中毒の発生を受け飲食店経営者らも加わり、38施設から41人が参会した。
 保健所生活衛生課の荒島技術主幹は「今年3月まで管内では平成22年に旅館で3件発生して以来3年間、食中毒が起きていなかった。これから沢山の人が観光に訪れるので来た人の思い出が辛いものにならないよう努めてほしい」などと挨拶した。
 食中毒の基礎知識と予防、施設管理、事例から学ぶ食中毒予防の3つのテーマに講話は行われ、施設を運営していくのに当たり細菌やウイルスを持ち込まず増やさないことなどが最も注意すべき点であると話していた。
 ノロウイルスの対策について荒島技術主幹は「持ち込まない、つけない、加熱・消毒する」をポイントに、従業員の健康管理や基本的な手洗いをしっかりする、嘔吐物の処理などは塩素系消毒剤を使い、加熱においても85~90度で90秒することが大事-と対策について話していた。