カニ資源の保護 日ロ協定 発効を前に説明会開く

カニ

 カニの密漁・密輸防止の輸入手続きに関する説明会が19日、稚内水産ビルで関係者80人余りが参会し開かれた。
 カニの資源保護に向けカニの密漁、密輸防止対策が急務だとして、ロシアとの協定が4月にも発効する見通しとなったことから、水産庁が主催し開いた説明会には市内の水産加工業者や運送業者などが参会した。
 水産庁、経済産業省からロシアを原産地とするタラバガニ、ズワイガニ、毛ガニを輸入する場合、ロシア連邦漁業庁が発行する証明書を輸出者から受け取り、その証明書を税関などに提出し確認を受ける必要がある。この協定に伴い、ロシア以外の地域からカニを輸入する場合でも同様な手続きが必要になることなどが説明された。
 これらの説明あとの質疑応答で、参加者から「必要経費が掛からないよう船からカニを荷揚げする前に、ロシアの証明書を税関のほうで確認してもらうことは可能か」「この証明書発行で税関の手続きに時間を要しないか」との質問があり、水産庁の担当者は荷揚げ前の確認は行わない決まりとなっているが、関係者の皆さんに負担の掛からないよう対策を進める。税関との手続きはこれまで通りの審査時間になる-などと答えた。