国際化を見据え 稚内港長期構想計画 30年後の将来構想審議

稚内港長期構想

 稚内港長期構想計画委員会の最終となる3回目の会議が31日午前、全日空ホテルで開かれた。
 稚内港の20~30年後の将来を見据えた中で、港湾計画改訂の素案を策定するため国土交通省などから港湾関係者23人が参会した。
 市は稚内港が目指すプロジェクトとして5つの柱を目標としており、サハリンプロジェクト関連の船舶に対応し末広埠頭を水深10㍍~12㍍にすることや乾ドックの整備、北埠頭に官公庁船、クルーズ船など対応の岸壁など15年間の短中期構想のほか、はまなす地区にサハリン資機材の長期ストック・中間加工基地を整備することなど30年間の長期構想を描いている。
 討議では大型クルーズ船の入港が大きな要因となり観光が期待できることや北極航路が変わりビジネスチャンスになるなどとの意見、クルーズ船を入港させるなら北防波堤ドームが使い勝手がよく活用できるようにしては-との意見もあった。
 港湾管理者の工藤市長は「世界を目標とし最北の重要港湾としてのポテンシャルを活かし、サハリンやロシアの成長を取り込み国益にも寄与したい」と話していた。