稚内税関支署は30日、昨年の稚内港貿易実績を発表した。
 12月は輸出2000万円(前年同月対比41・4%増)輸入4億4500万円(同15・1%減)。活カニが3億7173万円(同23・7%減)と落ち込んだ一方、活ウニは6827万円(同2・2倍)と倍増した。
 この結果、1年間では輸出16億5200万円(前年同期対比24・8%増)輸入50億6900万円(同12・8%減)と、輸出は2年ぶりに前年実績を上回ったものの、輸入は逆に2年ぶりに前年を下回った。
 しかし輸入は輸出の3倍の金額でその大半は活カニが占めた。
 活カニは6027㌧(同33・3%減)46億4776万円(同14・5%減)。タラバ2812㌧(同21・1%減)23億9727万円(同3・4%減)、ズワイ1953㌧(同53・6%減)10億1991万円(同44%減)、毛ガニ1260㌧(同0・3%増)12億3018万円(同8・3%増)。
 前年の9029㌧、54億3847万円と比べると、特に数量での落ち込みが目立つが、前年が余りにも多かったためで一昨年の5466㌧、42億5700万円は上回っている。
 他の輸入品は活ウニ588㌧(同47%増)3億6763万円(同63%増)、生鮮高級魚20㌧(同39・8%減)4244万円(同16・6%減)。
 輸入はナマコとホタテ調整品、スケソなど魚介が7億8600万円(同10・7%増)、食品加工機械、中古ユンボーなど機械類3億9800万円(同10・2%減)、車両35台(トラック24台、乗用車5台、クレーン車4台など)3億133万円(前年同期対比12・4倍)。
 外国貿易船は12月70隻(前年同月82隻)。1年間では817隻と、前年の866隻から減った。
 稚内港の貿易といえば活カニが全体の相当数(金額ベースで昨年は69%)占めており、昨年に関してはその輸入が減った分、総貿易額が前年に比べ5・8%の約4億円減少した。