豊漁祈願初競り 卸売市場と漁協市場 底曳き鮮魚上場なく

稚内漁協市場
漁協市場初競り

地方市場
卸売市場初売り

 稚内市地方卸売市場で6日早朝、初競りが行われた。
 午前7時から始まった初競りでは、先ず工藤市長が「昨年は20年ぶりに新造船が進水し、関係者にとって明るく希望を持った1年でありました。水産都市稚内をしっかり守るため皆さんのご尽力をお願いすると共に、今年1年が豊漁で商売繁盛することを祈念しております」との挨拶あと、市場指定管理者の稚内機船漁協の風無組合長が「皆さんの商売が益々繁盛され、夫々が活躍されるよう祈念いたします」などと述べた。
 続いて中陳地方卸売市場買受人組合長が「稚内で水揚げされる魚が美味しいと消費者に喜ばれることが我々の使命。三方両得の1年になるよう頑張っていきましょう」などと挨拶したあと、早見機船漁協部長の音頭で三本締めが行われ、今年の豊漁と安全操業を祈願した。
 6日午前0時に出漁した沖底漁船は初競りには間に合わず、市場にはカンパチ、イカなど冷凍魚類数箱が並び取り引きされた。
 稚内漁協市場の初競りは6日午前8時から行われ、買受人の威勢よい掛け声が場内に響き渡った。
 関係者60人余りを前に安藤組合長が昨年を振り返った中で「10数年ぶりに抜海まで流氷が入ったことでウニやコンブに甚大な被害を受けた一方、ナマコは前年より4億円増、イカやサケなど23億円、コンブなど含め28億円の水揚げがあった。今年もTPPなど様々な問題もあり市場を取り巻く厳しい状況は続きますが、難局を乗り越えるためにも職員一同取り組んでいきたい」と述べ、中島買受人組合長が「海水温の上昇もありスルメイカの水揚げ減少という影響もありましたがプラスに考え、皆さんで競い合うときは競い合い、助け合うときは助け合う1年にしましょう」などと挨拶。工藤市長、武部衆議(代理)、吉田道議が祝辞を述べた。
 最後に木村専務の音頭で三本締めが行われ、カレイやカジカ、ギス子の鮮魚が競りにかけられていた。