棒だら

 恵比須4の近藤水産で、棒ダラのほかタラのえらと胃袋で作る珍味「たらちゅう」と呼ばれる乾物作りの作業が始まった。
 気温が0度前後まで下がり、雪が降るようになってから行うという棒タラなどの乾燥作業は今月20日から始まった。根室などで水揚げされた8㌔以上もある真ダラを仕入れ下処理したあと天候を見ながら加工場横の納屋で乾燥させる作業を行っている。
 28日朝には冷たい北風が吹く中、従業員総出で棒ダラとたらちゅうを干しており1カ月間ほど寒風にさらしたあと、室内や外で何度か乾燥作業を繰り返し、春になってからの天日干しで完成。6月頃に九州や関西方面などに出荷する。
 近藤栄寿社長は「手間暇かけ稚内の冷たい風だからこそ良い品ができる棒ダラは水に戻して煮物にし、たらちゅうは和え物にして食べると美味しい」と作業の様子を見守りながら話していた。